放送、ラジオ・テレビについて考えるとき、さらにその歴史、放送というメディアの生成と展開について考えるには、まず、人間とは何か、人間の文化、文明とは何かから考えないわけにはいかない。こんなことを考えるのは、マスコミュニケーション理論についての権威、テニス・マクウェール教授(アムステルダム大学)とお話をしていて、同教授の論文の一つのタイトル「火の発見以後のテレビジョン」(NHK1991)を想起したからだ。火の発見からいきなりテレビでは、飛躍もあるが、目の前にあるテレビのことばかりではなく、このような大きな視野、長いスパンで、テレビを考えることに重要な意味があるのは間違いない。火の発見以後、コミュニケーションとか、人間の意識、あるいは象徴的世界との関係では、言葉、またはその前段階としての声、そして文字、さらに活字、印刷、グーテンベルクへと展開するが、テレビの出現に触発されて新しいメディア論を構想したマーシャル・マクルーハンが『グーテンベルクの銀河系』を出版していることも見落とせない。「東京カレーラボ」はカレーをテーマにしたレストラン。総合プロデュースはオレンジ・アンド・パートナーズの社長であり、現在は東北芸術工科大学デザイン工学部の講師でもある小山薫堂さんです。