アーカイブ

自分だけのテープを作る

次の方法は実際には私以外に実行している人を見たことがないのですが、復唱用に繰り返し使うテープを、自分で作ってしまうのです。いわばオーダー・メイドのテープです。市販の英会話教材では、手本となる文章があって、発音のためのポーズがあります。しかし、きわめて不自然にゆっくりと明瞭に話されていることがあまりにも多すぎます。ですから、私は自然なスピードで話されたテープを手に入れて、それに自分でポーズを入れて編集し直してしまいます。ダブルカセットで編集機能のあるテープレコーダーを用意します。再生専用のほうに自然な速度で話されたテープを入れます。そしてもう一方に編集用のテープを入れます。ひとつの文章が終わったら、一時停止させて、ポーズを入れていきます。そのポーズは自分が十分にその文章を繰り返せるような問合いにしておきます。自分に適したポーズを置いたら、またポーズを解除して次の文章を再生させます。この作業を繰り返して、自分だけのための練習用のテープを作るのです。ひとつの文章ではなくて、ひとりの人が話しているある程度まとまった会話のあとにポーズを入れるのもよいでしょう。AさんとBさんの会話があるとすると、Aさんの話を文章ごとに切るのではなくて、Aさんのひとかたまりの会話を全部録音して、その後にポーズを置いてもよいのです。私はコーネル大学の英語集中講座に3週間参加したことがありますが、そのときに自然な速度で話された日常会話のテープを手に入れました。それを編集し直して、だいたい片面45分くらいのテープを作りました。これは繰り返し聞いて、話してみて、自然なスピードで、自然に口をついて出てくるまで練習するのに使っています。