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ダイハツもクルマの歴史をよく研究している

2002年に登場した軽自動車のスポーツカー、660CCの4気筒エンジンでFFのオープン2シーターである。コペン以前にも、ホンダ・ビートやスズキ・カプチーノなど、軽自動車のオープン2シーターはあった。しかし、いずれもバブル経済期に登場したもので、その終焉とともに消えていった。そのような先達があるにもかかわらず、ダイハツが『スポーツカー冬の時代』にあえてコペンを世に問うたのは、軽自動車の可能性を探る実験という色彩が強い。その実験はなかなか好評で、登場当初コペンは大人気となり注文が殺到した。しかし、ダイハツはあえて製造ラインを拡大せず、少しずつ時間をかけて売る作戦に出たこれは賢明な選択で、現在でもコペンは日に600台。平均を上回るこれは国内で登録されるオープン2シーターとしては最大なのだ。全長3395mm、全幅1475mmと、軽自動車ギリギリのサイズである。全体に丸っこいフォルムで、そのお面はきわめてユーモラスだ。威圧的なデザインの多い歴代のスポーツカーとしては異例なスタイルだが、こいつはとてもカッコいい。かのライトウェイトスポーツ、オースティン・ヒーレイース、フライトあたりを思い出させるダイハツもクルマの歴史をよく研究しているなあと思わされる。

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