道路の寿命は長く、その保守には大金がかかる。それなのに日本中、津々浦々に本格的な往復4車線の高速道路が本当に必要なのかどうか、国民全体で考える必要がある。その必要性を科学的に見積って、それでも必要な道は作ればいい。道路を欲しがる側も少しは合理的に考えるべきだ。道路公団のやり方は建設費を利用者に払わせるというものだが、必要なものは国が税金でやればいいと思う。なるほど第2東名などは必要だろう。しかし第2東北道はいらないし、クマしかいないようなところに道路はいらない。やがて国の施策により仙台あたりが大都市となり、500万人の人口を抱えるようになったら、東京‐仙台はもう一本道がいるかもしれないが。行ってみればわかるが、東北道も北陸道もガラ空きだ。理由は簡単、料金が高すぎるのである。東京の感覚でも高いが、そのうえ地方は平均物価が低い。地方の人々にとってあるいは会社にとって高速道は高すぎるのである。いい道を作ったらなるべく安く通してもらいたい。それでこそ道は国民の財産といえるのだ。立派な道を作ったはいいが、誰も利用せず、国民の多くがこの道の借金のために苦しむのは、どう考えたって馬鹿げている。
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