「好きな男性と結婚するなら、しなさい。その代わりにそれが親子の縁の切れ目と思え」という母親の言葉は娘を二重拘束の状態に落し入れてしまいます。こうして、身動きできなくなったM子は見合いの相手を選ぶことで、その二重拘束から自分を解放することにしたのです。しかし、そのことが結果的にはM子自身を拘束してしまったというわけです。そして、その拘束から逃げるために破談という道を選ぶことになったのですが、いずれにせよ、M子が“悪者”になるという結末を招いてしまいました。さて、M子はこれからどうなるでしょうか。私も案じています。もちろん、一生“悪者”で終わる必要などありません。これから、自分でもっと主体的に結婚の相手を選べばいいんじゃないですか。そして、もっと自分に対し責任をもった行動をすればいいのです。そうではありませんか?結婚というものは親のためでも、人のためでもなく、自分のために、自分が選び生きる道ではありませんか?要は、自分が選んだ相手との結婚生活で幸せになればいいんですよ。子供が結婚して幸せになってくれることが親の本来の望みのはずです。
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