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犯罪と街路照明のいたちごっこ

ロンドンでも1668年には、市民も定められた時間、屋外にランプを吊るすよう命じられた。1716年には市議会で、いかなる街路であろうと街路に面している家は、満月のあとの第2番目の夜から新月のあとの第7番目の夜までの毎晩6時から1‐I時まで、街路の照明を行なうことが決議されたが、この命令は十分に守られなかったため、請負人に街路照明業務が委託されていくようになる。請負人は市当局に毎年600ポンドの金を払い、家賃10ポンド以上の家からは年に6シリングを徴収した。家の前に明かりを吊るした家は支払いを免除されていた。しかし街路は年間117夜だけが照明されたので、かえって犯罪が横行した。そこで市当局は1736年に、請負人が適当と思われる街路にガラス製のランプを設置し、日没から日の出まで年中灯す権限を彼らに与える法律をつくった。その結果、年間750時間であった照明時間は5000時間に増加した。平均すると毎日12時間はランプが点灯されていたことになる。しかし、これでもすべての夜道が照明されたわけではない。犯罪と街路照明のいたちごっこは、その後も続くことになる。