八〇年代に天才建築家兼デザイナー倉俣史朗が手がけた三宅一生のブティックを忘れることができない。無機質なコンクリート打ちっぱなしの箱(ブティック)にワイヤーロープを渡しただけの、倉庫を改造したような殺風景な内装だったが、たとえば壁の基礎の材質、支え部材等見えない部分は凝りに凝っていて玄人を唸らせた。当時こんな「変な」ブティックは世界に一軒もなかった。その後、世界中のブティックは、超シンプルモダンな倉俣のコンセプトを真似ていった。店に飾りがない、ということはそこに置いてある服が最も美しく映える心憎い演出だったからだ。倉俣も一生も別のフィールドで世界に名をとどろかせているアーティスト(あえてそう呼ばせていただく)だが、共通点は既成概念にとらわれない、ということだろう。ブランドビジネスにおいての店の重要性はすでに何度も語ってきたので、そのコンセプトがブランドを表すことはよくご理解いただけたと思う。
(注目ブランド通販)
フライトジャケット通販
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ショップコンセプトというと、まずは色と形。それから素材感。つまり触覚だ。歩いたときの足の裏から伝わる感じや、壁やレジカウンターの材質。